我らの流儀

【水戸にて】

MITO ART TOWER
★水戸芸術館

ビザ更新のため一時帰国中の友人と、水戸の建築を探訪。水戸地方気象台(堀口捨己)、茨城県公館(大江宏)、水戸芸術館(磯崎新)、茨城県民文化センター(芦原義信)、江山閣(妹島和世)……など巡りながら、ヨタ話に興じます。

水戸芸術館
★ ART TOWERにのぼり、水戸芸術館を見下ろす

「ねえ、『ハチミツとクローバー』の続編が、好評連載中って、ホント?」
「ああ、『ハチミツとクローバー・ゴールド』だろ?」
「違うよ!『ハチミツとクローバー・マキシマム』だよ!」

茨城県民文化センター
★茨城県民文化センター

ウソウソホント、ホントウソ。ところで建築評論家の植田実氏が『ハチクロ』は56回読み返してもまだ面白い、と仰ってるのは、ホントの話、です。

【旧安田楠雄邸にて】

邸宅建築でリュートを愉しむ

open! architecutureの都市楽師プロジェクト「邸宅建築でリュートを愉しむ」に参加しました。会場は、千駄木から団子坂を上った、ひときわ緑豊かな一角、旧安田楠雄邸です。大正7年に建てられたお屋敷ですが、「建物に生活感がある」ことにおどろきました。12年前まで、現役の住居だったそうで、和室の畳床や襖、洋間のカーテンなど、建築当時のものが、ほとんどそのまま使われています。お住まいになっていた方々の、建物に対する愛着が、部屋の隅々から伝わってきます。 お庭もたいへん美しく、都の名勝に指定されています。

演奏は「回遊式」で進行します。まず、洋間のサンルームの縁側で演奏するリュート奏者を、和室大広間の廊下からお庭越しに鑑賞。次に、舞台を大広間に移しての演奏。最後に、2階の大広間での演奏。幕間に、建物の解説も交える、趣向あふれる演奏会です。

旧安田邸台所

リュートは、生で聴くのも、実際に楽器を見るのも初めてです。軽やかで繊細な音色、時として響く厚みのある低音は、ギターよりもはるかに表情豊かです。おりしも降り出した雨が、街の雑音を打ち消し、伴奏となって、リュートの演奏を際立たせます。新緑の葉っぱの上を転がり落ちる、雨音の粒のようなリュートの一音一音が、築80年の歳月を、刻んだお屋敷に浮遊し、隅々まで散らばっては、消えていきます。大正和風建築の空間と、中世ルネッサンス・バロック期のヨーロッパ音楽が織りなす、フュージョンとコントラストに、心洗われるひととき、でした。

【宜野湾にて】

ネーネーズのホームグラウンド「ライブハウス島唄」(現在は宜野湾から那覇に移転)でライブを鑑賞しました。21時半スタート、1ステージ40分×3回の公演。「各ステージ、同じ曲は演奏しません」と宣言するだけあって、琉球民謡からスピッツ、ボブ・マーリィのカバーと、幅広いレパートリーです。初代、二代目、三代目……メンバーチェンジを重ねても、脈々と、淡々と、【ネーネーズ】を続ける、彼女たち。実に、腰の座ったライブでありました。

ネーネーズ
★客席最前席で、食い入るようにステージを見ていた、小学生の女の子。
 10年後は彼女が、ネーネーズに在籍してるのかな。

【大久保にて】

『ファミレスのドリンクバーで、オリジナルカクテルをつくってみたら、いいじゃないか。なんで、アイスコーヒーのコップには、アイスコーヒーしか入れられない、と思ってるんでしょう?ここは、自由で民主の国ですよ?なのに、アイスコーヒーのコップには、永遠にアイスコーヒーが注がれる。アイスコーヒーのコップに、ちょっと違うものを入れるだけで、あなたの斧が金になりますよ?』

フランク・ロイド・ライト
フランク・ロイド・ライト マグカップ

歌舞伎町・職安通り沿いのマンション最上階に仕事場を構え、テュエリー・ミュグレーの「エンジェル」を常用するの訓示に、腹をよじらせて笑う我ら、でありました。勿論「ドリバーでミクスチャー」の教えは、忠実に守っています。

【ファインダー越しにて:インド編】

インドでは、カメラを構えていると、「オレを撮れ」と声をかけられるか、あるいは、ケータイをこちらに向けて、「写メらせてくれ」と頼まれるか、の、どちらかでした。チャンディガールでは、休憩中の軍人サンたちが一斉に、我らにNOKIAを向けてきたので、驚くやら、笑いが止まらないやら。人生でこんなに写メられたのは、はじめての経験です。

デコにルピーを貼ってます
★ズボンのポケットからルピーを出して、デコに貼る少年……君の持ちネタなの?

デリーで、チャンティガールで、アフマダーバードで、「撮ってくれ撮らせてくれ」と声をかけてきたひとたちは、みな、「ニッポン人のカメラに、己の姿がおさめられた」「ニッポン人の観光客を撮った」ことに、大満足のご様子でした。彼らは、撮影行為そのものに、重きをおいていて、「写真あげようか?」「や、要らない。」プリントには興味も示さないのがまた、興味深かったです。

アダーラジの階段井戸
★アダーラジの階段井戸。いつもココに居て、世界中の観光客のカメラにおさまる、猛者もいるらしい……。

【BVLGARI au the blanc】

au th醇P blanc
「LUTE SUITES」のアメニティで使った、BVLGARIのau the blancシリーズにハマりました。BVLGARIシリーズでいちばん、まろやかな香りで、 CK contradictionより甘くない。au the blancシリーズは「リッツ・カールトン東京」のアメニティにも置かれています。極私的には、オーデコロンより、ボディローションの香りが好み、なので、乾燥対策も兼ねて、小分けにして持ち歩いています。ボディローションを手に取り、体温で少し温めたのち、腕〜首〜デコルテへ付けたときのリフレッシュ感は、最高です。

【MOLESKINE】

REPORTER.gif

「marie claire」や「装苑」でも特集記事が組まれていたノートブック、MOLESKINE=モグラの皮 という名称の由来通り、厚みのある表紙は「しならない」ので、どんな場所、状況でも書き込みできます。我らは「REPORTER POCKET SQUARED」を【横開き】で使っています。【縦開き】で使うと、書き込みスペースが少なく、箇条書きに終わってしまい、使い勝手がイマイチ……。SQUARED=5mm平方の方眼グリッドがあることで、グラフィカルなアイデアプロセッサがしやすく、作業効率がアップします。

山下智子 ぽち袋
★裏表紙内側の拡張ポケットには、山下智子さんの「ぽち袋」を入れています。
 建築修繕カンパを「包む」ときに使います。

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ケンチクを巡る旅のエピソードは「我ら」の貯金です、そして、エピソードはお金では買えません。


【本館blog:建築巡礼×同行二人】
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