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嬌声をあげて「店内」を「三輪車」で「フリー走行」していた女の子、
我らがお茶を飲み終えた頃、くるりとこちらを振り返り、

「ぼんじゅーる、まだむあんどむっしゅー(天使的笑顔で)」

さんざ暴れ回ってそうきたか!
フランス女はこうしてつくられる…
互いの顔を見合わせ頷く我ら、であった。
植田実氏の「ジャーナリストとしての」室伏建築評、拝聴。



・空間にルーズさを与え、かっちりとディテールを決めないが
 実はディテールをひとつひとつ問いながら全体を作り、
 シンコペーションをかけ検証している

・同潤会アパートは子供から老人まで、みんなのものだったのに、
 書籍にまとめ上げると、建築関係者だけのものになってしまう

・建築を実際に見に行くことは<実物大の書籍>建築を理解するのに能率が良い。
 30年かけて図面と文献見て分からなかったことが15分でわかる



膨大な数の建築を見ている植田氏の口から「分からない」という単語が出ると、
尊敬と畏怖と「惚れてまうやろー!」本能が入り混じってゾクゾクしてしまう。
極私的にいちばん興味を持った発言は↓

・「塔の家」や「住吉の長屋」は大阪の暮らしの息づかいをかたちにして、
 アカデミズムに意義をつきつけた
左から麻薬犬、右から銃を携えたアーミー、正面から無線で話す警官…
マルセイユ駅で目にした厳戒態勢。その驚きは
「次がユニテだよ!コルビュジエの!」「次の停留所で降りるんだよ!」
バス乗客たちが一斉に声をかけてきた、さらなる驚きで吹っ飛んでしまった。

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★フランスのコルビュジエ建築巡礼は こちら
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旧市街から新市街とくまなく歩き、夕暮れのイスタンブールでハマム体験。
「ここは1741年建設の歴史あるハマムで、かつてアヤソフィアの収入源だった」
と受付のオジさんに教えられる。歴史を感じる内部設備ひとつひとつに感心しきり。
大理石の床に寝転び、採光の星型穴からハマムの灯りが暗い空に漏れる様を眺めていた。

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★新市街にて。モスク漬けだった目には薔薇窓が新鮮に映った。